久しぶりの更新です。あくまで私の中での事件なのですがついにスクスタのセルランの順位がスクフェスに抜かされてしまいました…
Game-iをちょっと見てきましたがスクスタかなりまずいことになってますね。スクスタはMVなどにもかなり力を入れて作ったはずなのでスクフェスより遥かにコストがかかってるはずです。なのでこの順位、売上はかなりヤバいという印象です。
ここに来て運営もさすがに焦ってたのか急に季節はずれな水着印象の販売、さらにはきらめきバカンスのセットをゴールデンウィーク前に投入してきました。それでも現状はスクフェスの売り上げを超えてません(スクフェスは8周年というのもあるけど)。もしかしたらスクフェスではなくスクスタのほうがサービス終了なんてことも有り得るかもしれません。開発費が全然違うだろうし…
去年はこのスクールアイドルの願いがオマケのきらめきバカンスセット。重課金者を中心にかなり売れたのですが今年はどうかな?少なくとも私は購入しません。最近スクスタのモチベ下がってきたし…
私なりにスクスタが失敗したいくつかの原因を考えられる範囲で上げてみたいと思います。
①課金額の高いガチャ(ケチなガチャシステム)
②スクスタストーリー
③頭打ちなゲームシステム
④ガチャシステムの改悪
⑤スクールアイドルチャンネル
主にこの5つかな。まず①ですがスクスタというゲームはとてもお金がかかります。ラブカスター1750個(ガチャ30~40連相当)購入するのに10500円かかります。ラブカスター自体がなかなか貯まらないしお目当てのキャラをゲットするためにはほぼ課金が必須となります。例えばデレステとかは月の初めにスタージュエルを3回分お得に買えるキャンペーンとかやってますがスクスタはそういったものがほとんどありませんからね。
そして2つめはスクスタストーリーですね。三船栞子は決して嫌いなキャラではないしプレイアブルキャラになってくれたことも個人的にはとても嬉しかったのですが彼女が生徒会長に就任したあたりから雲行きが怪しくなってきましたね。
色々とドロドロとしたことがありながらもあなたちゃんや上原歩夢などの虹学メンバーの行動に突き動かされて最終的には賛否両論ありましたが最終的には三船栞子が仲間になってくれてよかったと思います。栞子のスクールアイドル同好会加入後に虹ヶ咲メンバーの合宿があったのですがそこらの話はとてもよかったです。ミューズのメンバーが一緒に参加して親睦を深めたりアクアのメンバーが最後にサプライズで登場したりとおそらくラブライブのファンの大半はこういったほのぼのとした平和的な話を望んでたと思います。
これからはこういったほっこりとしたストーリーになっていくのかなと思いきや栞子が加入して間もなく主人公のあなたちゃんが海外へ留学。帰国後にランジュやミアにスクールアイドル同好会が乗っ取られる一歩手前みたいな状況になっておりさらには宮下愛、朝香果林、三船栞子、桜坂しずくの4名がランジュ率いるスクールアイドル部に移籍してしまうという事態が起きてしまいました。ここらでファンの悲鳴がだいぶ上がってスクスタの公式も炎上。オマケに該当キャラが一部のファンから裏切り者呼ばわりされたりと今までにないギスギス感が生まれてしまいましたね(キャラに罪はないんですけどね)。同時にこれを機にスクスタを引退する人も増えていった印象です。これでもまだ序章ですけどね。なお宮下、朝香、三船の3名は未だにスクールアイドル同好会に復帰してないようです…
続いて3つ目はゲームシステムのマンネリ化です。これはたらればですがシンプルに音ゲーとして作ってたほうがよかった気がします。スクスタはいっけん音ゲーっぽいのですが音ゲーではなく戦略的RPGのジャンルに入ると思います。編成とかスキルを活かすのに多少頭を使うし始めてしばらくのうちはなかなか面白かったのですがどんどんインフレが進んで今となっては1年前に強かったURが戦力外とかになってる現状です。
スクスタやってる人ならわかると思うけど最近のURは恒常もパーティーもほとんどが上級プラス仕様になってますからね。むしろスクスタフェスのキャラがそこまで強くないということも多々あります。こう考えるとやっぱりスクスタはフェスならではの特技や個性を作らなかったのが失敗な気がします。例えばデレステはシンデレラブレスとかシンデレラマジック、トリコロールシナジーなどシンデレラフェスならではのセンター効果や特技がありますがスクスタにはそれがありません。しいていうならひらめきスキルが1個多くつけられるくらいかな。
重課金ユーザーと微課金、無課金ユーザーだとかなり力に差があるし微課金以下のユーザーだと上級の楽曲でSランクをとるのですらなかなか大変だと思います。でも最近は上級プラス仕様にURもシフト変更してる感じなのでSBLやボルランの対象がそちらに切り替わったらさらに少なくなってきたユーザーがもっと減るでしょうね。それに廃課金、重課金ユーザーもスクスタ引退してウマ娘とかに移った人もかなりいますから。
戦略的RPGとかにしないでシンプルに音ゲーにしておけばよかったかもしれませんね。実際音ゲーのほうが長持ちしますからね。同じ楽曲でも曲調やテンポを変えたり譜面を変えたりすることでいくらでも潰しが効きますからね。同じ音ゲーでも例えばスクフェス、デレステ、ガルパ、プロセカなど似てるようにみえてどれも個性があって全然違いますからね。MVを実装してスクフェスをちょっと進化させるのが一番理想的だったのだろうけどあわよくばスクスタ、スクフェスの両方で稼ごうみたいな形があだになってしまったのかもしれません。
④のガチャシステムの改悪は主にセレクトガチャのことです。スクスタにはスマイル、ピュア、クール、アクティブ、エレガント、ナチュラルと6つの属性がありますがこれらの属性のキャラが入手しやすくなるというのがセレクトガチャです。いっけん欲しい属性を絞れるならいいじゃんと思うかもしれないけどこれが落とし穴でした。対象の属性のピックアップ率もちょっとだけ上げた代わりにオールスターガチャ時代にあった250連の天井交換システムをなくしてしまいましたからね。お得になるどころかさらにガチャを渋くするなんて売り上げもガタ落ちしてるのに正気の沙汰じゃありません…
これに関しては重課金ユーザーもかなり白けたと思います。お金かけてでも天井してキャラを獲得したいというユーザーもいるのに完全に自爆行為ですよね。それにステップアップガチャもやったりやらなかったりだし。1~2ヶ月に販売されるTシャツ衣装なんかもほとんどが黒シャツで手抜き感満載だからな…
スクスタ運営はこれだけの状況なのに頑なにフェス限のURだけは安売りしたくないというよくわからない意地がありますね。フェス限は無理でもせめて恒常URくらいはデレステのスカチケ的なものを約3000円くらいの価格のセットにして選べる恒常URチケット1枚+ラブカスター300個+ひらめきバッジ10個+各学校のハイメモリーを1個ずつの3個とかで約2~3ヶ月に1回くらい売り出せばいいのにな。これくらいしないとこんな末期でもまだスクスタで遊んでくれてるユーザーですら離れていくかもしれないぞ…
最後に⑤のスクールアイドルチャンネルについて。まだ始まって1ヶ月も経ってないのですがまさかこのような仕様だと思ってる人は少なかったのではないかと思います。このチャンネルの何がすごいって全キャラの順位を晒してしまうことです。はっきりと人気キャラと不人気キャラが順位として出てしまいます。毎年総選挙のあるデレステでもこんなことしてないぞ…
ちょうどスクールアイドルチャンネルが実装されたあたりから私のフレンドさんも最終ログイン日が○日前の人が増えてきた印象です。こんな状況でもまだスクスタに期待してた人たちもいよいよ愛想を尽かしてしまったかなという感じがします。上位キャラの推しの人はまだいいかもしれないけど最下位争いとかしてる推しのファンはそんな順位誰かみたいんだよって感じですからね。
特にDiverDivaの2人が不憫すぎる。第1回目のランキング発表ではコンビで逆ワンツーフィニッシュでしたからね。ストーリーの不遇な扱いによって宮下愛と朝香果林の推しがスクスタというゲームから大量に離脱したということも考えられるけどそれにしてもきついですね。特に愛、果林、栞子、ランジュは裏切り者軍団みたいなイメージが一部のファンから定着してしまってますからこんなイメージを植え付けられてしまった分をこれから取り返していくのは大変だと思います。それに比べてQU4RTZは誰一人裏切り者キャラがいないし特に中須かすみはスクスタでもアニメでもおいしい役をもらってかなり優遇されてる印象がありますからね。キャラ自体の人気の差もあるとはいえ運営からバフをもらいまくってるかすみとデバフ効果をもらいまくってる愛と果林が同じ土俵で戦うというのは正直フェアじゃないなと感じます(かすみが決して嫌いというわけではありません)。
スクスタ運営はなんでこうメンバー間の関係をギクシャクさせたり何でも対立させて競い合わせるのが好きなのかな?特にランジュの好感度なんて愛、果林以上に立て直すのが難しいと思います。
スクスタリリース時のうたい文句は"最高で最高のスクールアイドルゲーム"だったと思いますが現状は"最凶でサイコなスクールアイドルゲーム"になってしまってるというのが素直な印象です…
スクスタで遊んでいたユーザーもだいぶウマ娘やプロセカなどに流れてるし新規ユーザーの獲得はなかなか難しいにしろせめてこんな状況でもスクスタを遊んでくれてる人達をもうちょっと楽しい気分にさせることくらいできないのかなという感じがします。実は私も最近はログインとスキップチケットを使ってのデイリー課題くらいしかやってません。でも今までの貯金でイベントやSBLはある程度こなせてしまってますけどね。
無課金や微課金ユーザーが寄り付きにくいゲーム性なのはしょうがないにしてもスクスタというゲームにたくさん課金してた重課金ユーザー(廃課金ユーザー)がどんどん引退してるのはさすがにヤバい感じがします。正直言って開発費を考えると割に合ってないと思います。だから最近スクフェスでよくカムバックキャンペーンをやったり虹ヶ咲のカードを実装し始めたりしてるのかも。同じくらいの売上ならスクフェスのほうがコスパも遥かにいいでしょうからね。
既に末期状態に片足を突っ込んでる感じのスクスタですがここから上がっていける要素が全くないのがきついですね。虹ヶ咲のアニメ自体は割と評判がよかったし毎週アニメの週のラストに大量のラブカスターをくれたり特別ストーリーを読めば虹学メンバーの初期URを配布してくれたりとスクスタ運営にしてはかなりの大盤振る舞いだったけどドロドロしたストーリーがそれをすべて台無しにしちゃったからな…
去ってしまったユーザーはおそらく戻ってこないだろうけどここから多少でもユーザーを増やしていきたいのならやれる範囲でのゲーム性の改善は必須としてもリエラを盛り上げていくか人気作品とコラボするくらいしかないと思う。ガルパ(バンドリ)はお客様アンケートでコラボしてほしい作品はありますかという質問項目があるアンケートをスター付きで実施してたしもしかしたらガルパとならワンチャンコラボできるかも。でもアイマスとかガルパはスクスタとかスクフェスと掛け持ちして遊んでる人も多いからコラボしたところであまり大きな効果はないかも…
仮にリエラを参戦させたとしてもそこまでの起爆剤にはならないと思うしどうするのかなって感じですね。ランジュやミアもストーリー上での好感度が低い上にいつまでもグダグダ引っ張ってるし実装されてもそこまでガチャは回らないかも。それ以前にこの2人がプレイアブルキャラクターとして追加されるまでサービス終了にならないことを心配したほうがいいかも…
ツイッターでスクスタ関連のことについてツイートしてる人やyoutubeで動画をアップしてる人も明らかに減ってきてますからね。リツイートキャンペーンなんかも運営がアクティブユーザーの大まかな割合をちゃんと把握してないから2回続けて失敗するのだと思います。どのソシャゲも似たようなキャンペーンはやってるけど基本的には成功するように大まかなアクティブ層の割合を把握して現実的に成功しやすい目標を定めるものですよね。スクスタはそういったところやユーザーが喜ぶこと、需要があることなどをほとんど把握できてない感じが残念です。ウマ娘とかには敵わないにせよあれだけ大掛かりなMVを作ったのにゲーム自体がやらかしまくってそれを活かせないでいるのがとても残念です。ソロでも映えるしグループの垣根を超えて好きなメンバーや衣装を着せて踊らせることもできるしMV自体はすごくいいと思うのにほんともったいない気がしてなりません…
そんな感じで本日は以上です。