朝香「今日は可愛い後輩達と念願のデート♪先輩としてカッコいいとこ見せないと!!」
朝香「みんなお待たせ!!」
上原・高咲・優木「おはようございます。果林先輩!!」
朝香「あら、いつも制服だからちょっと新鮮な感じがするわね。侑、あなたもうちょっとオシャレして女子力を高めたほうがいいんじゃないかしら…。せっかく素材がいいのにもったいないわ。何なら私がコーディネートしてあげるわよ。」
上原「私も前から侑ちゃんの私服のセンスちょっと気になってたんだ。せっかくだから果林さんに選んでもらいなよ!!」
優木「侑さん羨ましい。もしよかったら侑さんだけじゃなく私にも似合いそうな服を教えてください!!」
朝香「(ふふ私に甘えてくれるなんて可愛い後輩達ね)」
そんな感じで雑談も交えながら後輩達との距離が縮まっていく。
朝香「ちょっと私トイレに行ってくるわね。」
~数分後~
朝香「侑たちの下へ戻りたいのだけど場所がわからなくなってしまったわ。やっぱり一人でトイレに来たのはまずかったかしら…」
実は果林先輩極度の方向音痴なのである。
朝香「ここのショッピングモール広いし見栄を張らずに歩夢かせつ菜を付き添わせておくべきだったわ…」
高咲「果林さんいくら待っても戻ってこないな~。さっきから電話かけてるのに全然出ないし何かあったのかな?」
後輩達がいくら電話をかけても朝香先輩は一向に出ない。心配した後輩達は館内放送で果林を呼び出してもらうことにした。
朝香「高校生にもなって迷子アナウンスされるなんて最悪よ…。あら、侑から着信が着てる。それに歩夢とせつ菜からも。なんで私気付かなかったのかしら。ってサイレントマナーモードになってるじゃない…」
アナウンスから約10分後サービスカウンターで果林を待っていたのは冷め切った表情の虹学メンバーたちであった。
高校3年生にもなって迷子アナウンスをされてしまった果林先輩ドンマイ…
高咲「でも私果林さんのこと今まで以上に好きになっちゃいました。何でもできる完璧な人だと思ってたけど結構抜けてるところがあって可愛いんだなって。そのギャップに萌えしちゃいました。」
朝香「ちょっと侑。からかうのはやめて!!」
高咲「からかってなんかないです。果林さん可愛い!!」