独り言(なう)でも触れた100円玉のお話
缶ジュースを買おうとしたら100円玉を落としてしまいましたどうしようと思い、まず考えたのはドブの蓋を外せないかということでした。
前に別のところで落としたときは運良く外すことができました。なので今回もと思い、精一杯の力を振り絞って蓋を持ち上げてみました。しかし、動きません
諦めて家に帰ることにしましたでも、簡単に諦めたくない理由がありました。というのもドブの隙間から100円玉がみえるからです…。なのでまだ見込みがあるのではと思い、諦めきれませんでした
家に戻ってまず考えたのはお金を持ち上げる方法がないかということでした。そのためにはお金を何かにくっつけさせる必要があります。それはガムテープだなと思いました実験したらちゃんとつきました
さらに取るためには細いものが必要です。木の棒でもあればと思いましたがそう都合よくあるものでもありません色々探した結果定規をもっていくことに決めました。でも、もっと細いのがほしいそう思いながら洗い物をしていたらあるものに気づきましたそれはお箸です
調理用の長い箸の先端にガムテープを巻き付け、下に接着面が来るようにして現地へと向かいました
いざ、やってみましたがうまくいきません。やはり先っぽだけだし、接着力が弱いと感じました。このまま続けてもダメか、みえるのに悔しいと思いかけたのですがあることが頭に浮かびましたそれはもっと接着面を広げることでした。現地にガムテープも持参していたので急いで切りました
ドブの隙間に入る幅にガムテープを切り、接着面が水平になるようにして再トライしました。そしたら見事に取ることができました
↑100円玉を取った箸の写真
正直、今年に入って一番うれしい出来事でした小さなことだけどね
しかも、取ったのが『3月11日』だからこれからも忘れることはないだろうな。たいしたことではないかもしれないけどこういうことが"小さな幸せ"なのかなと思いました。